主任司祭 西川 哲彌(にしかわ てつや)

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先週の水曜日の午後、久しぶりに夕立を体験しました。

「ザッと、来るでしょう」という天気予報があったそうですが、私は別の天気予報を見ているので、2ミリの雨が降るとしか思っていませんでした。しかし、現実は、バケツをひっくり返したような水量で、その凄さを唖然としてみていました。

私が毎日見ている天気予報は、携帯電話に付属しているiチャネルで、ボタンを押すと、翌日のお天気が1時間単位で表示されるようになっています。親切なものです。もう何年も使っていますが、多少の違いはあっても、だいたい正確に教えてくれます。この予報で洗濯物を干したり、出かけに傘を持ったりします。

しかし、先週の予報は久しぶりに外れていました。予報では午後2時に2ミリの降水があるとなっていましたが、実際には、大変な雨でした。約1時間ほどで止みましたが、夕立とは言えないほど降りました。

夏に入ると、朝晩の水やりが日課になっています。トマトや、お花がその対象ですが、結局ホースの届く範囲に水を撒くということになり、ホースが届かないところはジョロで水をやるということになっています。それを朝晩やるわけですから、水の消費量もバカになりません。ですから、夕立はまさに慈雨というわけです。

今年も、ダリアは健在です。教会の庭には、三種類のダリアが頑張っています。昨年来、皇帝ダリアのことはこの短信欄で報告済みですね。昨年は10月に関東にもやってきた台風で、直径5センチ以上もある太い幹が強風で折れてしまい、もう助からないかと思いつつ、ぴったり合わせてテープでぐるぐる巻きにし、添え木をして支えました。すぐやったのが良かったのか、一週間ほどでつながり、枯れないで済みました。何しろ、孟宗竹のような太さで、しかもポキンと折れ易い性格なので、気を使います。

今年は、委員さんたちの手を借りて台風にも負けないような支柱を立て、守っていますので、台風が来てもそう簡単に折れることはないだろうと、楽観的に見ていますが、さてどうでしょう。台風の力は、半端ではないので不安です。なんとか持ちこたえて、小さな白い花を見せてもらいたいです。数メートルの幹に先に、幹の太さとは関係なく、小さな白い花が申し訳なさそうに咲いているのを見ることは楽しい光景です。支柱を立てるのはちょっとした作業でしたが、花を見ようと言って、頑張っていただきました。

ほかの二種類のダリアは、平凡なダリアです。ただ、その中の一種類は、色が独特です。濃い紫で、まるで黒い花みたいです。「気持ちの悪い色ね」という人もいましたが、深みがあって悪くありません。昨年、北口の西友前にある小さな花屋で買ってきて植えたものですが、冬になって枯れてしまったとばかり思っていたら、春になって芽を出し、1メートルくらいまで伸びて、花をたくさん咲かせています。毎日水をやって、可愛がっています。根元に植えられているマツバボタンと似合っています。

さて、今年の春、まだコロナが話題にならない頃、ミサに来た信者さんの手を借りて、以前に掘り返していた土をふるいにかけ、肥料を混ぜて花畑にし、日光(太陽の光)が無くても育つ花としてインパチェンスを植えたことは報告済みですね。聖堂の裏で、どちらからも全く日があたらないところです。ちゃんと花が咲くのかなと訝しく思っていましたが、花屋さんの言った通り、花が咲きました。詰めて植えたので、横に広がり、太い花の帯のようになっています。そこは、水やりが難しいところなので、ちゃんと育つかなと思っていましたが、問題ありませんでした。いい時に、雨が降って水分の補給をしてくれていました。毎日見に行って、褒めてあげています。素晴らしいインパチェンスの帯をどうぞ、ご覧になってください。

香部屋裏のゼラニュームも、赤い花を欠かしません。やはり、肥料と水のおかげでしょう。香部屋から外に通じる戸が引っかかるほどに伸びました。伸びすぎるのも良くないので、時々、花を切って、信者さんとか通りがかりの方に差し上げています。なんだか、ゼラニュームの赤い花は、不思議な力が宿っているような気がしてなりません。

さて話が元に戻りますが、夕立はありがたいです。カラカラに乾いた喉に、冷たい水を飲むように、庭全体が元気をいただき、花たちが生き生きとしてきます。「今まで経験したことがないくらいの雨が降ります」という天気予報の後、川の増水で大きな被害を被られ、未だに復旧のめども立たない九州、東北の方々を思うと、雨も恐ろしい悪魔ですが、この清瀬で乾いた土地に雨をいただくことは恵みの水です。とはいえ、いつも恵みの雨をいただくわけには行きませんので、ホースを使ったり、ジョロを使ったりして水やりが続きます。秋がすぐそばに来ています。

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